西洋なし品種紹介
マックス・レッド・バートレット
来歴 アメリカ、ワシントン州ジッラ市のアーサー・モーリッツ氏が1913年に植栽されたバートレットの樹上で、1938年に発見した着色系の枝変りである。1945年に好評し、1947年7月1日にアメリカ植物特許第741号として登録し、アーサー・マッケルヴィ氏に権利を譲渡した。わが国には昭和28年に導入された。
収穫期 9月上旬(上山市)
果実品質 果形はバートレットとほぼ同じで追熟後の果皮は鮮やかな紅色の着色が入り美しい。
その他 くぼみ果病に保毒しているので、他品種を高接ぎする際には注意が必要。
ちょっと一言 バートレットにちょっと薄化粧したかわいい妹分。ちょっと酸味もあって、残暑の残るこの時期にぴったりの品種です。