栽培作業(年間)

おもな作業名 作業内容 作業風景など
1〜3月 整 枝
せん定
誘 引
一年の中で、一番寒い時期になりますが、おいしいラ・フランスをつくるためには大切な作業です。余分な枝を切り取り、棚面を明るくして果実に充分な太陽が当たるように枝の整理をします。また、棚仕立ては、誘引という作業が加わります。枝を棚面に紐で結わえる作業で特に大変です。
4月 摘 蕾 余分な蕾(花芽)を摘み取り、残った蕾へ養分がしっかり回るようにします。大玉で滑らかな舌触りのラ・フランスを生産には大切な作業です。写真は、講習会風景です。この日は100名以上の生産者の皆さんが集まりました。中央にいるのが生産対策員(指導者)の方です。
5月 摘花、摘果
徒長枝整理
平成19年産ラ・フランスの花は、5月3日が満開でとてもきれいでした。

安心安全への取組み
フェロモン剤(コンフュザーN)の取付け作業
5/15〜20の期間


摘花は、小さな弱い花を中心に余分な花を摘み取ります。摘果は、一つの花そうに7〜8個の果実がつきますので、それを1個にします。徒長枝整理は、棚面を明るくするため、また、果実にしっかり養分が行き渡るようにするため、枝の背面から出たような徒長枝を取り除きます。この時期は、もっとも忙しくなり、どこのラ・フランス園でも写真のように、棚上に体を乗り出しての作業風景が見られます。

■安心安全への取組み■
フェロモン剤(コンフュザーN)の利用による害虫対策は、全生産者240名 83haで実施しております。
詳しくは、安心安全への取組みのページをご覧ください。




6月 仕上げ摘果
徒長枝整理

さくらんぼの収穫が始まる
目標としている着果量の1割増程度になるまで、余分な果実を取り除きます。もったいないような気がしますが、おいしいラ・フランスをつくるためしっかり摘果します。また、梅雨入りし、雨が多くなるため、徒長枝(余分な枝)がたくさん発生しますが、それらを切り取り、果実の一つ一つに十分な光があたるよにします。
7月 修正摘果
徒長枝整理

デラウェア
プ ラ ム
(大石早生・ソルダム)

収穫が始まる
棚仕立て栽培なので、針金に擦れて傷ついてしまう果実があります。それらの傷果や、変形した果実、更に小さな果実等を取り除き、果実の大きさを揃えます。  
8月 修正摘果
バートレット収穫
プラム(太陽)の収穫が始まり、(秋姫)は9/10頃収穫始の予定です。
8月26日〜9月3日にかけてバートレットを収穫されました。
9月 修正摘果
オーロラ
マルゲリットマリーラ

収  穫

大粒ぶどうの
収穫が始まる
収穫時期
 オーロラ
(8/25〜28)
 マルゲリットマリーラ(9/13頃)


また、台風に備えて暴風ネットを張ったり、支柱を立てたりして、台風で果実が落ちないようにします。

主な品種の収穫時期
  
カリフォルニア   (9/15頃)
  
バラード       (9/25頃)
  
ゼネラルレクラーク(9/28頃)

オーロラ
10月 ラ・フランス

シルバーベル

収  穫
今年のラ・フランス収穫は、10/10〜16の7日間で行います。
今年も美味しいラ・フランスが収穫できそうです!ご期待下さい。




今年も大満足できそうです!

11月 ラ・フランス出荷

干し柿も始まります
産地直送は11月1日より発送です。

美味しい
ラ・フランスをお届けします
12月
大型冷蔵庫内
収穫直後から、冷蔵庫(室温1℃)に保管(予冷)し、追熟と厳しい検査後に出荷されます。